2009年度に実施された現代社会のセンター試験評価と分析です。

出題・配点ウェイト

「現代社会」は、大きく分けて次の4つの分野で構成されている。
(1)「現代に生きる私たちの課題(環境問題、資源・エネルギー問題、科学技術の発達と生命など)」と「現代の社会生活と青年」

(2)現代の民主政治と民主社会の倫理(以下では政治分野と表記)

(3)現代の経済社会と経済活動のあり方(以下では経済分野と表記)

(4)国際社会の動向と日本の役割(以下では国際分野と表記)

例年、この4つの分野からまんべんなく出題されているのが傾向となっていたが、2009年度は国際・政治・経済分野(環境問題を除く)からの出題が削られていた。各分野の配点ウェイトは、年によって異なるし、分野をまたいで出題されることも多かった、一概には言えないが、おおよそ、(1)から3〜4割、(2)と(3)から3〜4割、(4)から3割ほどの出題となっている。

出題傾向

難易度
2009年度本試験の平均点は、2008年度とほぼ同水準の60.19点(大学入試センター公表データ)で、標準的な平均点の範囲内に収まる問題難易度であった。個々の設問では、正答率が4割を下回る設問が、2008年度は3問、2009年度は4問にすぎず、2008年度と同様に、難易度の高い問題が少なかったといってよい。



出題傾向
a)「政治・経済」と重なる分野…近年のセンター試験の国際分野を含めた政治・経済分野の出題傾向としては、教科書に掲載されている制度的・事実的知識の有無を問う出題が増加していることがあげられる。例えば、地方自治体の政治制度の知識を問う本試第2問・問6がその例の象徴的問題である。もう一つの傾向としては、科目の特性でもあるが、現代の動きを意識した出題が目立つ、ということがあげられる。。裁判員制度について問う本試第1問・問1や、現代の商業の動向について問う第2問・問2などがそうした例である。ただし、注意しなければならないことは、現代社会だからといって、歴史的な事柄は問われることはないと考えては危険であるということである。
b)現代社会固有分野…「現代社会」固有分野の得点率(大問ごとの平均点÷配点×100)は「政治・経済」と重なる分野と比べ高くなる傾向にあるが、2009年度もその傾向が現れ、固有分野からの出題である第4・第6問の得点率は7割を超えた。しかし、過去には難問の出題例もあるので、資料集などを利用して知識を深める努力をする必要がある。なお、環境問題と、「調べ学習」は頻出事項なので押さえておきたい。

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千葉出身で、神戸住みなんですが、いまも実家は千葉に。結婚式は当時の職場近く東京で。親のすすめで入った互助会にとても助けられた。